ひざが痛い人は、ふだんの生活で膝の痛みをラクにするための工夫が必要です。そのためには、「冷やす」か「温める」か、膝の症状によって異なるということを知っておきましょう。間違って対処すると、痛みを悪化させることもあるので、注意する必要があります。
・慢性的な痛みは、「温める」
慢性的な痛み、または強くない痛みが続くときは、ひざを「温める」ことが効果的です。温めると、血行が促進され、関節の動きが良くなり、筋肉や腱もほぐれてきます。それにより、痛みも軽くなります。
・腫れや熱のある痛みは、「冷やす」
急に膝の関節炎が起こって、腫れたり、熱をもっているときは、「冷やす」ことが大事になります。冷やすことに、腫れや痛みを抑える効果があります。急性の炎症の場合は、長くても1週間程度でおさまるようです。炎症が過ぎたら、冷やすのをやめ、温めるようにしましょう。
膝を冷やすためには、市販のアイス枕や冷却シート、冷湿布などを使用すると便利です。また家にある氷と水をビニール袋(強度のあるものだといいようです)に入れて、冷やす方法もあります。この場合、膝にしっかりフィットさせるために、ビニールの中の空気を抜くといいでしょう。
アイシングの仕方は、膝にタオルを置いて、その上に氷と水の入ったビニール袋(アイス枕など)をのせます。15分くらい冷やしたら外し、まだ熱があるようでしたら、少し時間をおいてから、また冷やします。
アイシングのとき、長時間冷やすと凍傷が起こることもあるので、注意しましょう。膝と氷の間にタオルを挟んだり、長時間氷を当てないことで、凍傷は避けられます。